世界有数の職人の町 燕三条
産業の歴史
・燕の工業は農民の副業から始まった
度重なる信濃川の氾濫で困っていた農村の状況を改善する為、江戸より和釘職人が呼ばれ、和釘づくりが農家
の副業としてこの地域に広まった。
・銅器、ヤスリ、キセル、矢立の生産
元禄年間に越後に間瀬銅山(弥彦山)が開かれ、この銅が伸張性に富んだ良質銅であった事から、銅器の生産
が行なわれるようになった。
・洋食器産業の始まり
幕末から明治にかけ、西洋の洋釘が日本市場を席巻し、矢立は万年筆に、キセルは紙巻タバコへと大衆に広が
り、銅器産業は伝統工芸として継承されたのみで、衰退した。
しかし、東京の金物問屋からフォークの注文が舞い込み、金属加工の技術は洋食器の製造にも生かされ評判も
よく、その後ナイフの製造にも成功した。
・金属加工の技術では世界有数の職人の町へ
戦中は軍需産業としての転換を余儀なくされたが、戦災をまぬがれ戦後はアメリカ軍からステンレス製洋食器
の注文を受け、大量生産に成功した。
しかし、1959年のアメリカの輸出規制により、大きな打撃を受けた。 これを契機にヨーロッパにも販路
を拡大し乗り切った。 その後オイルショック、香港、台湾、韓国などのNIESと呼ばれるライバルの出現
をハウスウェア部門や国内需要の開拓などで乗り切り、1985年のプラザ合意による猛烈な円高も国内需要
の開拓と確かな技術力で乗り切り、ブランド化に成功して輸出型地場産業として国際的地位を築いた。
燕三条ブランド
【世界的な職人による「ものづくり」のまち新潟県燕三条】
豊かな自然の恵みを生かした安心・安全の食材の宝庫『新潟』、農家の副業から発展した自然を破壊しない生
産スタイル、伝統文化から発展した工業の歴史を活かした金物加工が時代の荒波によって洗練され、ブランド
が確立された。
―“オーガニックなライフスタイル” 「工業と農業」「伝統と最先端」のモノづくりが共存した価値を創造―
碧水荘で活躍する『燕三条ブランド』
【卓越した研磨技術を極めた匠が生み出したタンブラー】
ガラス製のグラスや従来のアルミマグカップでは味わえな
かったビールを注いだ際のクリーミーで絶妙な泡立ちと、
炭酸のきめ細やかさを実現!
貸切露天風呂ではこのタンブラーで生ビールを提供しております!
詳しくは-Drink Menu in Hot Spring- 370CC 売店販売価格 税込6,000円
【世界のVIPが愛用するSUWADAのネイルニッパー】
生涯にこれだけあれば一生使える、こだわり抜いた本物!
世界中から注文が殺到して入手するのに半年以上待ちます。
地元だから可能な定価販売商品
クラシックL 販売価格 税込7,020円
本物を創る【SUWADA】ブランド
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一般的なステンレス製スプーンに比べ熱伝導が良く、固いアイスクリーム
も伝わる体温で溶かす事が出来ます。
冷えたバターやマーガリンも柔らかくなり、切り心地・塗り心地が抜群!
シュウ酸アルマイト加工 アルミスプーン 販売価格 税込980円
ー碧水荘売店ー
※詳しくは燕三条地場産業振興センター
交通アクセス
燕三条地場産センターは「JR上越新幹線燕三条駅(燕側出口)から徒歩5分」、「北陸自動車道三条燕インターチェンジから車で5分」の場所にあります。
公益財団法人 燕三条地場産業振興センター
〒955-0092新潟県三条市須頃1丁目17番地
- TEL:
- 0256-32-2311(代)
- FAX:
- 0256-34-6167
- 開館時間:
- 午前9時~午後9時30分
- 休館日:
- 毎月第1水曜日、12月29日~1月3日